思春期は子どもが大人に変わる途中の状態で、本人もモヤモヤを抱え、自分でどうすれば良いのか分からないことがあります。この時期には友人関係や進路などで悩むことも多く、問題も生じることもあります。
この時期を上手に乗り越えるためには、本人が自分の特性を理解することが大切です。得意なところは活かし、苦手な部分はどのように工夫すれば克服できるのかを自分で知る必要があります。(自己理解)
将来の幸せな生活にむけて、自分の特性を理解し、その中で自分がどうしたいかを考え自分で選び(自己選択)、決定すること(自己決定)がとても重要です。
親は子どもの状態を理解し、親の価値観ではなく、「あなたが困っているときは、必ず助ける」という姿をみせ、安全基地になることが大切です。
親も同じ悩みを持つ仲間と話したり、子どもの将来のために学んだり、自分の余暇を楽しんだりすることが大事です。
(伊丹昌一先生の学習会で、私たちが学んだことをまとめました。)
【参考文献】
『高校で学ぶ発達障がいのある生徒のための共感からはじまる「わかる」授業づくり』 ジアース教育新社 2012年
監修:小田浩伸 伊丹昌一
編著:大阪府教育委員会
発達障がいの会 八尾
hattatu80@gmail.com
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