子どもが自分にあった対応や支援を受けることで、本人が感じる困難さを減らし成功体験を積み重ねることがができます。そして将来の自立にむけた自己肯定感の育成につながります。
①指示の方法
・指示や説明は短く、具体的に、静かに(穏やかに)伝えましょう。
・好ましい行動をふやすには、〇〇しようと何をすればいいのかを肯定的に伝えましょう。
・場の状況やその時の自分の気持ちに気づけるように、支援者が状況と感情を代弁し、適切な言葉や行動を
伝えましょう。
②視覚的な情報を提示して説明する
・視覚的に文字や絵などを使って伝えると分かりやすいでしょう。
・常識や暗黙のルールについても言葉や絵で説明すると分かりやすいでしょう。
・見通しがもてるように、スケジュールや順序表などで視覚的に示すと理解しやすいでしょう。
③安心できる環境を整える
・人込みや大きな音、光などの刺激が苦手な人がいます。そのような刺激を減らすように環境を整えること
も大切です。
・パニックになった時など、少しの時間待つことで比較的早く混乱から抜けだせることがあります。
安心してクールダウンができるスペースをつくりましょう。また、自分がリラックスできる方法を本人と
話して見つけましょう。
かかわり方や支援の方法はこれ以外にもたくさんあります。その子どもにあった関わり方をみつけ、たとえ失敗しても、やり直せばいいと思う前向きな気持ちが大切だと思います。
【参考文献】
伊丹昌一編著・閑喜美史著 『「気づき」からの支援スタートブック』 明治図書 2012年
発達障がいの会 八尾
hattatu80@gmail.com
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