「自己理解や感情のコントロールが苦手な子へのサポートの仕方や家族の関わり方について」中学2年生女児、についての事例でした。
家族への暴力行為に関しては、暴力は許されないと毅然と伝え、暴力行為を行ってしまった際は、反省文を書かすなどのペナルティをもうけると共に、ソファーを叩くなどギリギリ許せる行動を伝え、少しでも行動が改善されたら褒めることが重要であると伊丹先生よりアドバイスいただきました。
イライラのコントロールに関しては、まず自分の気持ちに気付くために、起こった事柄と解決方法を視覚化する(認知行動療法)の手法を用いるとよいとのことでした。
思春期において自分のことを知ること(自己理解)は非常に大切です。今回のWISCの結果を元にこれまでの生活を振り返り、自分の強み弱みを理解して、思春期という難しい時期を乗り切って欲しいです。