「自己管理能力の弱さをカバーする方法とサポートの仕方」中学3年生男児についての事例でした。
保護者の方は、課題の提出期限を忘れるといった自己管理能力の弱さを心配されていました。検査結果から、自己管理能力の弱さは本人の努力不足ではなく、特性の部分でもあるので、忘れ物をしないようにするのではなく、忘れた際の対応の仕方を学ばせる、提出期限内に終わるよう課題の量を減らすといった支援が必要と伊丹先生からアドバイスをいただきました。また、ゲームなどを優先してしまい、やるべき事が出来なくなっていることに関して、少しでも良いからやるべき事をして、その後にゲーム等をするプランを実行し、できたら大いに褒めて正の強化をはかる、努力すれば良い事が起きるというように本人に成功体験を積ませるのが良いともアドバイスをいただきました。
子供の特性に合った支援が重要であるということを学びました。