「団体行動はできるが、指示が通らない場合や言われている事が理解できない事もあり、困っている」 小学6年生女児についての事例でした。
保護者の方は、家で常に怒っている女児との関わり方や学習面などに関して悩まれていました。怒りの激しさは不快感情発散の為です。〜なので(状況)、腹がたったんだね(感情)。というように、表現の仕方を伝えてセリフのように言わせ、言えたら褒めるのサイクルで、自分の気持ちを認識できるようにするのがよいとアドバイスいただきました。女児は真面目で一生懸命努力は出来るのですが、検査結果より学習面では配慮がある方がよいとのこと。配慮の例としては、テストができない時は課題やレポート等の提出で代替とする、かみ砕いた言葉での説明、習熟度別学習や学習内容の復習で理解を定着化させる等です。
子供に寄り添った快適に学べる環境を作ってあげることが、非常に重要であると学びました。