10月19日伊丹先生の学習会

「学校・家でかんしゃくを起こし取り乱す子供への対応」中学2年生男子についての事例でした。

 

保護者の方は、癇癪を起こす際の対応の仕方、多感すぎる部分のへのコントロール方法について悩まれていました。

思春期において自分のことを知ること(自己認知)は非常に大切です。Wiscの結果とこれまでのエピソードを対比的に説明しながら、自分のことを知っていく必要があります。また、癇癪を起こした時は、共感的対応を心がけることが重要になってきます。自己理解が進み、共感的対応をとってもらえたという経験が積み重なれば、癇癪も次第に落ち着いてくるだろう、とのことです。多感すぎる部分のコントロールに関してですが、多感になるのは、起こっている状況(場面)と自分の考え(言語的思考)が一致しないため不安に感じることが原因です。質問をしながら状況を確認させる必要があるとアドバイスいただきました。

思春期という難しい時期の対応方法、これからも学習会を通して学びを深めていきたいと思いました。