伊丹先生学習会

「本人の特性を理解した支援体制の構築や将来に向けて準備できること」中学1年生女子についての事例を検討しました。

女子は一般的に豊富な言語能力があるため、特性に気づかれにくいことがあります。

事例の女子は幼少期より保護者や関係者が気付き受容されていました。早期発見が何より大切であると伊丹先生はおっしゃってました。

この方は素直で正直なところがあり、ことばを字義通りに、そのまま受け止めてしまうので、お友達とトラブルになることもあったようです。伊丹先生のお話しでは、支援する人は社会的文脈を多く使った会話をするようにと話されていました。

 

例として2つ挙げてみます。

Aさん「今日のお昼なにを食べた?」

Bさん 「きつねを食べたよ」

 Aさんの心の声 (えっ、きつね?動物虐待になるよ)

Aさんは、きつねうどんを食べたのですが、

うまく伝わっていません。

 

Aさん 「まっすぐ帰ってね」

Bさん 「そうか、まっすぐに一直線に帰るのか」

まっすぐに帰ると言う言葉の中には、寄り道せずにと言う意味が含まれています。この場合は「寄り道せずにまっすぐ帰ってね」と話すと分かりやすいです。その含まれている言葉を丁寧に話すことで、すれ違いが減り対人関係で起こるトラブルも少なくなるのではないでしょうか。

 

 日常、私たちは相手の話している様子や、背景知識を含めた文脈を手がかりにして、言葉そのものの意味とは別の意味として理解しようとします。上記のことが、特性のある方の場合は難しいといわれています。すれ違いがでてしまうのですね。

 

 

参加者の感想

昨日はともかく参加人数が多くてびっくりしました

事例では本人の特性で、字義通りに捉えてしまうため、先生の何気ない一言から学校への抵抗感が生まれてしまうなど伝え方の難しさを改めて考えさせられました😣